おもしろい話しが合ったのでご紹介。
自分の体の50倍ほどの雨粒が降ってきても、飛び続けることができる。それはなぜか?
ピッチ・ロール・ヨー
研究チームは上部をメッシュで覆った高さ 20 cm のアクリル製ケージにハマダラカを放ち、ケージの上から水を噴射して 10 メートル上から落下する雨を再現。蚊が、その雨粒にあたった時の様子を毎秒 4000 フレームのハイスピードカメラで撮影した。この実験の結果、蚊は雨粒に胴体を直撃されていたのではなく、羽や脚に雨粒を受けており、当たった場所に応じて (飛行機で言うところの) ピッチ・ロール・ヨーを駆使することで衝撃から回復していることが分かったとのこと。また、蚊が雨粒をものともしないのは、質量が小さく外骨格が堅牢だからという点も特筆すべき点だろう。
ピッチ・ロール・ヨーってなんぞや?ってことで調べてみた。
航空機が行うことができる、3つの旋回のこと。
ピッチ
機首を上げたり、下げたりする旋回。
水平状態からピッチ旋回を行うと、機体を上昇、下降させられる。ロール
機体を左右に傾ける旋回。
ピッチ旋回と組み合わせて行うことで、急激な軌道の変更を行うことができる。ヨー
機首の向きを左右にずらす旋回。
進行方向の調整や、ロール旋回と組み合わせての左右旋回に多用される。
なるほど、飛行機と同じような原理なんですね。なにより質量が小さい、ってのが大きいのかも。まったく胴体に当たらないってわけではなく、当たった場合はちょっと落っこちるらしい。たしかにとんでいる蚊をシャワーで流そうと思ってもうまくいきませんもんね。
via.蚊が雨粒の衝撃に負けないのは何故? | スラッシュドット・ジャパン サイエンス
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