千葉県浦安市は、東日本大震災で発生した岩手県と宮城県のがれきを受け入れたうえで焼却せずに沿岸部の海に埋め立てて広大な公園を作るという、これまでに例のない構想をまとめ、受け入れの実現に向けて国と協議を始めた。
壮大な計画
この構想は、東日本大震災で液状化の被害を受けた浦安市が、東北地方の被災地を支援しようと検討を進めてきたもので、このほど概要がまとまりました。 それによりますと、浦安市舞浜の「東京ディズニーシー」に隣接する、三角形をしたおよそ27ヘクタールの東京湾の海域を囲む形で堤防を作り、その中に岩手県と宮城県の被災地で出たがれきを焼却せずに埋め立てるということです。そして、この上に土を盛って植樹を進め、広大な公園として整備するとしています。
この方法で160万立方メートルから250万立方メートル程度のがれきを受け入れることができるらしい。ただやはり問題もあって、なによりも多額の費用がかかること、また環境への影響を考慮する必要があることもあり、実現するためのハードルはかなり高そう。国がどう動くか、ですね。
浦安市民の反対運動が起こったりするのでしょうか。なんとかしてがれき処理の問題を早く解決したいですね。
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