追い上げていたのに。
将棋で反則負け。
勘違い
猫や二歩など、話題に事欠かない加藤一二三九段(加藤一二三までが名前です。「かとうひふみ」)が、第20回富士通杯達人戦準決勝で反則負け。
17時10分、図の直前に△8七歩を指して席を離れていた加藤九段。戻ってくると、先手が着手したものと勘違いして△5七馬を着手。二手指しの反則で終局となり、先手の勝ちとなりました。 この結果、森内俊之名人が決勝進出を決めています。
ちなみに終局直後、加藤九段の顔は耳まで赤く染まっていたそうです。恥ずかしかったのか、怒っているのか。
追い上げムードで終盤の激戦が予感されていたところでの突然の終焉。 終局後は両者しばらく言葉が出なかった。
そりゃ気まずいですよね。
ちなみに「二手指し」とは、そのまま「二手続けて指す」行為のことです。相手の順番をすっとばしちゃうわけです。将棋ではずっとその場にいるわけではないので、勘違いすることもあるようです。
ちなみにプロの棋戦で発生した反則の上位(
1977年以降)は、
1位 | 二歩 | 44回 |
---|---|---|
2位 | 二手指し | 22回 |
3位 | 王手放置、自らの玉を相手の駒の利きにさらす | 8回 |
4位 | 角・馬が移動できない位置へ移動する | 5回 |
5位 | 成れない状況で駒を成る | 3回 |
(via.将棋 – Wikipedia)
このようになっているようです。加藤一二三九段、がんばって!
via.富士通杯達人戦中継ブログ
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