コインチェックからの返金は絶望的な状況と思っていたほうがいい(ネム以外の全通貨も含む)

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BitcoinIMGL1757 TP V とりあえず 返すといっときゃ なんとかなる

かもしれない。

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過去の事例や企業の体質から考える、返金の可能性

コインチェックは、「全額返金する」と言っているわけですが、(何をもって「全額」なのかはまったくわからない)いろいろな事例を見ていくと、到底返金されるとは思いません。それでは見ていきましょう。

GOX事件

まあ以下は5chからSNS等で広まってる書き込みなんですが。

マウントゴックス事件

10年代前半、最大級の取引量を誇るビットコイン交換所であったが 2014年2月にCEOが取締役を辞任、ツイッター・フェイスブックの垢を削除。 翌日に全取引が中止されサイトも消去された。

ユーザーが大混乱に陥るが 翌々日に顧客に対して「全額を『自己資金』で返済可能です。近日詳細を発表します。あわてないでください」と発表 批判は一転し「やはり仮想通貨取引所はカネがある」「手数料収入だけでキャッシュ1000億はあるらしい」と賞賛される流れに

金融庁は「MTGOXの支払い能力を確認できず」と発表。 「やはり返金されないのか」「役人どもに仮想通貨の何がわかるというのだ」とネットユーザー間で論争が繰り返される。

4年経った今も返金なし。詳細発表もなし。 顧客の中には今でも「きっと返って来る。俺はマウントゴックスを信じる」と主張する者もいる

まあこれを見ていただければわかりますが、コインチェック、この事件をトレースしているかのような行動をしています。全く同じ流れです。 こちらのサイトでは、コインチェックの顧客対応について以下のように書かれている。

コインチェック社は28日付で、流出したNEMを保有していた顧客に対して、日本円で返金すると発表。対象者は約26万人、補償総額は約463億円にのぼる。この点について、金融庁は「どのようなタイミングで、どのような態勢で、どのような裏付けをもって顧客への対応を実施するのか、我々は一切説明を受けていない。態勢が整備されていないと判断した」とした。

まあ注目するところはいろいろあるんですが、まず金融庁が

「どのようなタイミングで、どのような態勢で、どのような裏付けをもって顧客への対応を実施するのか、我々は一切説明を受けていない。態勢が整備されていないと判断」

したというところ。一切説明をしていないということは、なにかやましいことがあるのは間違いないでしょう。さらに、

コインチェック社がNEMではなく、日本円で返金する方針について、金融庁は「(被害額が)NEMの総発行量の6%にあたるため、NEMで返金をすると市場に影響が出るためだと聞いている」とした。

そんなのネムの価格が上がってるからに決まってるだろ!コインチェック、最初は580億円相当って言ってたからね!

企業体質

まずこれ。 これは間違えるところじゃないよ。たとえ本当に誤記だったとしても、そんな誤記をサイトにあげちゃったり顧客にメールしちゃったりしてる場合じゃないでしょうに。

しかし、金融庁幹部によると、全額を返金できるという説明について、金融庁としては、納得できる内容ではなかったという。

納得できなかったそうです。

「コインチェック株式会社(代表取締役社長:和田晃一良、以下:当社)が運営する仮想通貨取引所サービス「Coincheck」において、発生した仮想通貨NEMの不正送金に伴い、現在日本円を含めた全ての通貨における出金を停止しております。

このため、日本円の入金は通常通り可能となっておりますが、日本円の出金に関しましては不可となっております。また、日本円以外の取扱仮想通貨に関しましては、現在入金を停止しております」(コインチェック、プレスリリースより)

もうここまできたら笑えますね。日本円の入金だけできるってどういうことさ。募金ですか?あと「このため」ってどこにかかってるのよ?使用も不可、ましてやいれたものを集金するの不可って、もうなんて言っていいかわかりません。

まあこのようにいろいろな状況を考えても、返金は絶望的かと思っておいたほうがいいかと。しかも、ネムだけじゃないですよ。この流れで行くと、ネムだけじゃなくてすべてのコインチェックが持ってた仮想通貨が手元から消える可能性は十分あります。

まだリップルがある!とか思ってるあなた、覚悟はしておいたほうがいいかもしれませんよ。

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