Appleが新しい地図サービスに乗り出すと噂される中、Googleは6日に開催したイベントでGoogle EarthとMapsの3D化について発表した。
年内に3億人をカバー
やっぱり3Dが発表されましたね。
Google Earth も Maps も以前から段階的に建造物の3Dモデルを追加していますが、今回は特定の建造物だけではなく、対象の都市エリア全域に渡って詳細な3Dモデル化している点が大きな違い。言葉で説明するよりも、続きに掲載した動画を見れば一瞬で分かります。一見すると空撮のビデオそのものですが、iPad上の Google Earth の画面です。
上の動画を見ると、まさに航空写真のよう。これが対象の都市エリア全域にわたって詳細に3D化されたものだと思うと、本当にすごい技術dす。飛行機を使った空撮から生成したもののようです。Google、自社で多数の空撮用飛行機をもっているんですね。
でもいまいち3D化のメリットがわからないんですよね。地図は2Dのほうがわかりやすいと思うし。
高精度3Dモデル化の意義は、空撮写真と異なり自由な視点で表示でき、一部のランドマークだけでなく対象エリアのすべての建造物が含まれること。単に見てすごいだけではなく、従来からの地図データ・位置情報データと統合することで、たとえば住所から「このあたり」ではなくピンポイントに建物を表示したり、大規模な施設ならばそのなかのどの部分かといったことも分かりやすくなります。Google の表現では、都市3Dモデルは「網羅性、正確性、使いやすさの3点すべての向上させる重要な一歩」。
ということらしいです。一般的な消費者もそうだが、商業的な利用ができそうですね。都市部の新3D表示は、今後数週間のうちにAndroid版および、iOS版のGoogle Earthから追加される予定のようです。
via.Google、モバイル Google Earth / Mapsで都市を丸ごと3D化。年内に人口3億人をカバー – Engadget Japanese
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