Retinaに負荷がかかってるぶん、使わなければ速くなるのでは?
MacBook Pro Retinaを閉じた状態で外部ディスプレイのみの表示にすると、速度はどうなるのか。
Retinaを使わなければ処理速度は上がるのか?
なんとなしにRetinaを閉じて、外部ディスプレイのみで使ってみたら、衝撃的なことが。速いんです。Skitchでの画像トリミングがあっという間です。
そこで思い出したわけです。Retinaを買うときにアップルストアの人と話したことを。
私:「ところで、クラムシェルで使えば、Retinaゆえの負担がなくなって、速くなるんですか?」
店員:「なるほどー。そう言われてみればそうですね。だれもやったことがないからわかりません。」
じゃあやってみようじゃないか。
ストップウォッチで測定
ということで、まずストップウォッチで測ってみた。(ごめんなさいアナログで)
Skitchで、全画面キャプチャをとるまでの時間
Retinaディスプレイなし:1.2秒
デュアルディスプレイ:2.0秒
Retinaディスプレイのみ:2.5秒
Skitchから全画面キャプチャをMarsEditに貼り、認識されるまでの時間
Retinaディスプレイなし:1.3秒
Retinaディスプレイあり:3.1秒
Retinaディスプレイのみ:5.3秒
Skitchに、一眼レフで撮った5.4MBの画像をドラックしてから表示されるまでの時間
Retinaディスプレイなし:10.8秒
Retinaディスプレイあり:15.2秒
Retinaディスプレイのみ:15.3秒
Skitchから一眼レフで撮った5.4MBの画像をMarsEditに貼り、認識されるまでの時間
Retinaディスプレイなし:13.9秒
Retinaディスプレイあり:46.4秒
Retinaディスプレイのみ:47.2秒
Keynoteの起動時間
Retinaディスプレイなし:1.5秒
Retinaディスプレイあり:1.4秒
Retinaディスプレイのみ:1.7秒
そしてここまでやって気がついた。Retinaディスプレイをつけた状態だとSkitchは縦横2倍でキャプチャするのか。てことは、面積比4倍だから、4倍くらいの時間がかかって当然ということになる。
これじゃ意味ないってことでベンチマークテストしてみた。
ベンチマークテスト
使用ソフトはCINEBENCH。結果はこんな感じ。
Retinaディスプレイあり
Retinaディスプレイなし
そりゃそうだよね。変わらないよ。
でも、Skitchで試したんです。画像のサイズを同じにして、トリミングを。すると、Retinaありのときはカックカクなのに、Retinaなしのときはヌルヌル。これは、どういうことなんだろう。ちなみにSafariの「スクロールカクカク感」は変わってないように感じます。
まあクラムシェルモードで外部ディスプレイ使ってる時点でRetinaの一番の良さを真っ向から否定することになるわけですが。もし追加で検証した結果があれば、教えてください。
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