空気中の水分を飲料水に。
勝手に水がたまるボトルが実現するかも?
ヒントは砂漠の甲虫
どうやら空気中の水分を集め飲料水にするという装置が開発中らしい。
米国のスタートアップ企業「NBD Nano」が開発しているこの装置は、アフリカ・ナミブ砂漠に住む甲虫の生態から、空気中の水分を集めるボトルらしい。(via.Living on Earth: Mimicking a Beetle to Bring Water to the People)
この甲虫は、
夜明けになると砂丘に上り、頭部が下になるように体を傾けて鞘翅に露が付くのを待つ。鞘翅は親水性のこぶと疎水性の溝があり、こぶに付着した細かい水滴が次第に大きな水滴になっていく。水滴が大きくなると溝を通って流れてくるので、これを飲むことで水分を補給している。
という虫で、この点に注目したNBD Nanoが、超親水性のコーティングと超疎水性のコーティングを組み合わせた素材で空気中の水分を集める装置の開発を進めているとのこと。24度、湿度75%の環境で1平方メートルあたり1時間に3リットルの水を取り出すことができるそうだ。
無人島に一つ持って行くとすれば?の答えが、とうとう1つに決まるのかもしれません。
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